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ToggleWordPressの5.8では3つの新機能が追加されました
2021年7月20日WordPressの5.8のバージョンアップがありました。
今回は大きく3つの新機能が追加されました。
WordPressのブロックエディタは初期の頃はかなり使いにかったため、Classic Editor(クラシックエディタ):https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/ をインストールしてWordPressの前のエディタに戻して使用していました。
Lightningテーマ開発者の「VK Blocks」と併用するとより便利ですよ。
以下、WordPress公式より
ブロックを使ったウィジェット管理
ブロックウィジェットエディターとカスタマイザーの両方でブロックの力を利用できるようになりました。
サイト内のウィジェットエリアにブロックを追加したり、カスタマイザーでライブプレビューできます。コーディング不要のミニレイアウトから、コアやサードパーティブロックの膨大なライブラリまで、コンテンツ制作の新しい可能性が広がります。
(テーマやプラグインの開発者の方は、ウイジェット開発ノート (英語) を参照)
新しいブロックとパターンで投稿を表示
クエリーループブロックは、コードを書かずに PHP のループと同じような、指定したパラメータに基づく記事を表示できます。
特定のカテゴリーからの投稿を簡単に表示して、ポートフォリオやお気に入りのレシピを集めたページなどを作成できます。
より複雑で、より強力な「最新の投稿」ブロックになりました。
さらに、パターンの提案を使用すると、思い通りのデザインの投稿リストを簡単に作成できます。
投稿テンプレートの編集
ブロックテーマ、またはこの機能にオプトインしたテーマを有効にするだけで、使い慣れたブロックエディターでコンテンツを格納するテンプレートを編集することができます。テンプレートの編集と投稿やページの編集という工程をすべて、慣れ親しんだブロックエディターを使いながら切り替えて行うことができます。互換性のあるテーマには、20種類以上の新しいブロックが用意されています。この機能の詳細と実際に試してみる方法については、リリースノートをご覧ください
3つのワークフローヘルパー
ページ構造の概要
シンプルなランディングページが必要な場合もあれば、もう少ししっかりしたページが必要な場合もあります。ブロックが増え、パターンが登場し、コンテンツ作成が容易になるにつれ、複雑なコンテンツを簡単にナビゲートする新しいソリューションが必要になりました。「リストビュー」は、コンテンツのレイヤーやネストしたブロックの間をジャンプするのに最適な方法です。リストビューにはコンテンツ内のすべてのブロックの概要が表示されるため、必要なブロックにすばやく移動できます。コンテンツに完全に集中したい場合は、ワークフローに応じてこの機能の有効、無効を切り替えられます。
ブロック用おすすめパターン
今回のリリースから、「パターン変換」ツールは、使用しているブロックに基づいてブロックパターンを提案するようになりました。現時点では、クエリブロックとソーシャルアイコンブロックで試すことができます。今後、パターンが追加されていけば、エディターにいながら、サイトのスタイリングのインスピレーションを得られるでしょう。
画像にスタイルや色を追加
デュオトーンフィルターで画像やカバーブロックを彩りましょう ! デュオトーンは、デザインにポップな色を加えたり、画像、またはカバーブロックの動画をテーマに合わせてスタイリングできます。デュオトーン効果は、白黒のフィルターに似ていますが、影が黒、ハイライトが白の代わりに、影とハイライトに自分の好きな色を選ぶことができます。この機能については、ドキュメントで詳しく説明されています。
開発者の方へ
Theme.json
グローバルスタイルとグローバル設定 API の導入: 有効化されたテーマ内の theme.json ファイルを使用して、エディターの設定、利用可能なカスタマイズツール、スタイルブロックを制御できます。この設定ファイルはサイトとブロックの両方に対して、機能を有効または無効にし、デフォルトのスタイルを設定します。テーマ作成者は、この便利な新機能の初期イテレーションを試してみることができます。現在利用可能な機能とその仕組みについては、こちらの開発ノートをご覧ください。
Internet Explorer 11 サポート終了
Internet Explorer 11のサポートは今回のリリースに含まれません。これは、将来的に修正されないサイト管理上の問題が発生する可能性があることを意味します。現在、IE11を使用している場合は、最新のブラウザーに切り替えることを強くお勧めします。
WebP サポートの追加
WebP は、ウェブ上の画像の可逆圧縮と非可逆圧縮を改善した最新の画像フォーマットです。WebP の画像は、JPEG や PNG に比べて平均で約30%も小さくなるため、サイトの高速化や帯域幅の削減につながります。
さらなるブロックサポートの追加
WordPress 5.8では、WordPress 5.6および5.7で実装されたブロックサポートを拡張し、登録したブロックをカスタマイズするいくつかの新しいブロックサポートフラグと、新しいオプションを導入しました。詳細な情報は、ブロック “supports” 開発ノート (英語) にあります。
詳細はフィールドガイドを参照してください。
WordPress フィールドガイドの最新バージョンを参照してください。各変更の開発者向けノートをまとめた必読のガイドです。WordPress 5.8 フィールドガイド。