「ニフクラ レンタルサーバー」「ホスティングサービス スタンダードプラン」が2024年3月31日にサービス終了するということで、クライアントさんにご依頼を受け、ニフクラからXserverにドメイン移管・サーバー移転をおこないました。
備忘録として簡単に手順を残しておきますが、本内容はあくまでサーバー移転の流れの一例であり、完全なサーバー移転を保証するものではありませんのでご注意ください。
サーバー移転はもし間違ってしまうとメールが届かなくなったり、データがなくなってしまったりと大変なことになりますので、初心者の方はご依頼してしまうのがおすすめです。
弊社でドメイン移管・サーバー移転を代行することも可能ですので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ニフクラサービス終了が2024年3月31日のため、ご依頼は2024年2月上旬まで受け付けております。
<弊社でドメイン移管・サーバー移転をする際のお見積りについて>
ニフクラドメイン→Xserverドメイン・Xserverの場合は55,000円(税込)~となります。
※別のドメイン会社・別サーバーの場合は別途お見積り(ただしニフクラからの移転実績がある上記の提示の組み合わせが最安値となります)
※料金内での対応範囲はお見積書にてご連絡させていただきます
※移転するページ数やご要望によって金額は異なりますので、正確な金額はお見積書にてお送りいたします
目次
Toggle事前に行うこと・準備
ドメイン移管(ニフクラ→Xserverドメイン)
まずはドメイン移管を行いましょう。今回はXserverドメインにドメインの管理を移管します。
ニフクラ→Xserverドメインへのドメイン移管を完全に完了させてからサーバー移転を行います。
理由はドメインの移管時、多くのレジストラはセキュリティ上の理由でドメインを一定期間ロックします。
この間、ドメインに対してネームサーバー変更などの重要な変更を行うことができないため、先に移管を済ませておくことで、サーバー移転時にネームサーバーの変更がスムーズに行えるようになります。
ニフクラのコントロールパネルにて、ドメインの転出設定を許可する
AuthCodeの有効期限について
AuthCodeには、35日の有効期限があります。有効期限内に転出が完了するようお願いいたします。
「有効期限更新」ボタンでは、AuthCode、有効期限を更新することができます。
なお、有効期限を過ぎたAuthCodeについては、当画面を表示するだけでAuthCodeならびに有効期限が更新されます。
Whois情報に設定されているメールアドレスを確認する
Whois情報に設定されているメールアドレス宛に今後の移管作業の確認の連絡等が届きます。このメールアドレスがお客様の受信可能なメールアドレスかをご確認いただき、必要に応じて変更をお願い致します。
※このメールアドレスに移管作業の進行状況が新旧ドメイン会社から届くと思いますので、確認しやすいメールアドレスがいいと思います。
その後、ドメインの管理元からドメイン転出についてメールが届きます。
レンタルサーバーの契約(Xserverの契約)
移転先のレンタルサーバーとなるXserverを契約します。契約の流れはこちらの記事を参考にしてください。
【初心者向け】Xserver(エックスサーバー)のお申し込みの流れ
Xserverドメインでドメインに転入申請する
下記URLを参考にXserverのドメインに転入申請しましょう。ここでドメイン費用の決済の設定も行います。
ドメイン移管申請(co.jp/ne.jpなど.jpのドメイン) | ドメインの取得も更新も国内最安値! | Xserverドメイン
https://www.xdomain.ne.jp/manual/man_order_domain_transfer.php
補足:ドメイン費用の支払いは重複になるのか?
「これまでニフクラにドメイン料を払っていたが、Xserverドメインに移管すると重複期間分を支払うのか」という質問です。ドメインを年間契約している場合によくあるご質問です。
これは通常、重複分ドメイン契約期間が追加されるのが一般的ですが、期限が追加されるかはドメインや利用状況によるので正確な情報を知りたい場合は、現在のドメイン会社に問い合わせてくださいね。
補足:ドメイン移管時、ドメインに登録されているネームサーバー情報は引き継がれるのか
基本的にドメインに登録されているネームサーバー情報はそのまま引き継がれます。そのためネームサーバー参照先のサーバーが稼動していれば、ドメイン移管完了後もメールアドレスやホームページの運用を引き続き行うことができます。
ただ設定により異なる場合がありますので、弊社で代行する際は一度ドメイン会社に確認を行っています。
Xserver側で事前に行う設定
- 独自ドメインの登録
- メールの設定(メールアドレスの登録と転送先の設定)
- DNSレコードの確認と準備※
※:移転前にDNSレコードを確認し、新しいサーバーで同じ設定が適用されるように準備しておきます。
サイトデータのアップ・WordPressのインストールなど
サイトのデータを移設させます。タイミングはサイトの状況やヒアリングによって異なります。
サーバー移転当日
XserverドメインでDNS(ネームサーバー)を切り替える
※サーバーはネームサーバーの変更後、一定時間(数時間~24時間程)を経て、徐々にサーバーが移転されます。
Xserverでhttps化を行う
ネームサーバーがXserverに向いたことを確認し、実行します。サーバーはネームサーバーの変更後、一定時間(数時間~24時間程)を経て、徐々にサーバーが移転されます。ネームサーバーが浸透しないとhttps化作業は行えないため、浸透を確認出来次第、エックスサーバーでhttps化を行います。
サイトデータの表示チェック・メールテスト
※移転が完全に完了するまではサーバーとドメインの解約はしないでください
メールについての注意点
サーバー移転で特に気をつけなければならないのがメールです。メールが届かなくなったり、以前のメールが見えなくなったということがないように慎重にサーバ移転を行う必要があります。
- 使っているメールソフトの設定を確認する(サーバー移転でどんな設定変更が必要になるかの調査)
- 使っているメールアドレスを確認する
- メールの転送先を確認する(いまのレンタルサーバーの管理画面から確認可能)
よくわからない場合はメールソフトの運営元にサーバー移転で必要になる作業について確認してみましょう。
補足:サーバーのウェブメールを使用している場合は注意
あまりありませんが、メールソフトとしてサーバーのウェブメールを使用している場合は注意が必要です。レンタルサーバー移転すると、(今回の場合ニフクラサーバーの)ウェブメールは使えなくなります(過去のメールが見られなくなる)。
【まとめ】ニフクラレンタルサーバーからXserverにドメイン移管・サーバー移転する手順
以上がドメイン移管・サーバー移転の手順でした。はじめての作業だと不安なことも多いと思います。
弊社でサーバー移転を代行することも可能ですので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
弊社でドメイン移管・サーバー移転を代行することも可能ですので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ニフクラサービス終了が2024年3月31日のため、ご依頼は2024年2月上旬まで受け付けております。
<弊社でドメイン移管・サーバー移転をする際のお見積りについて>
ニフクラドメイン→Xserverドメイン・Xserverの場合は55,000円(税込)~となります。
※別のドメイン会社・別サーバーの場合は別途お見積り(ただしニフクラからの移転実績がある上記の提示の組み合わせが最安値となります)
※料金内での対応範囲はお見積書にてご連絡させていただきます
※移転するページ数やご要望によって金額は異なりますので、正確な金額はお見積書にてお送りいたします