本来はHTMLを使わなくてもサイトを更新できますが、HTMLで書かれたWordPressサイトを少しだけ直さないといけない場合の方法を紹介します。
今はHTMLで直に書かなくてもサイト作れますよ
その前に、こんなものかと諦めず、初心者の方が運営するのにWordPressサイトでHTMLで書かれているサイトは古いので、これが普通と思わないでくださいね、
社内にWEB担当がいる、専門知識がある方が在籍している、もしくは一部分だけどうしてもHTMLで書かないとできないといった場合を除いて、今はそのような専門知識がなくてもホームページを運営できるようになっています。
WordPressセミナーを約8年していて、ホームページ制作会社さんから納品されたので
自社でサイトを更新したい、とセミナーに参加される方が一定数いらっしゃいます。
しかし、実際にサイトを見させていただくと、WordPressのサイトではあるのですが、
HTMLで直接書かれて作られ納品されている方が当初は、約3割から5割がそうでした。
最近では少なくなりましたが、まだその状態で納品されている方もいらっしゃいます。
正直、その制作会社さんは優しくないなぁと思います。
WordPressサイトは10サイトあれば10通りの作り方
それに、弊社では納品時にサイトの更新方法はレクチャーしますし、他社が作ったWordPressサイトについては、本当に10サイトあれば10通りですし、使用しているテーマも異なるため、弊社の1日速習WordPressセミナーでは、その会社さんのサイトを100%更新できるようにできません。
お昼休みの時間等で個別にアドバイスはさせていただきますが
一度だけ、とても難解な作りで本当にどう作っているのかわからなかったサイトがありました。
会社概要等も固定ページは一切使用せずページを生成しただの文字だけのプライバシーポリシーもカスタムフィールド化して別のプラグインで制御していました。普通に作ればいいのに、ある意味すごいです。
昔のWordPressはブログを作るだけのサービスでしたが…
確かに10年位のWordPressは、ブログを作るためだけでしたので、もっとデザインをこうしたい等は
テーマに直接HTMLを書いていましたが、今はそんなことをしなくても
文字が書けて、パソコン操作ができるのであればWEB制作が初心者の方でも更新ができます。
HTMLで書かれていると怖くて初心者の方は更新できなくなります
「自社で更新したいから、WordPressで」という発注のはずが、実際に更新できるのは
投稿のお知らせのみしかできないということになり、HTMLをバリバリ知っている方でないと、
固定ページやトップページが直せない状態です。
その中でもたまに、トップページは、固定ページ等を使わずに、テーマファイルのPHPに直接HTMLが直書きされている場合もあります。
そういうサイトは、メニューやウィジェットですらテーマに直に書かれていて
私でもそのようなサイトは更新したくないですね。
ちなみにその場合はこの部分に書かれているんですよ、一般の方は怖くて更新できないですよね。
HTMLでのサイト更新は時間もかかりますし、面倒ですし、HTMLで更新したくないから弊社では、約16年前からWordPressでサイト(ブログ)を作っていました。
ですので、
こういうサイトの更新方法は
- 結局ホームページの制作された業者さんに依頼する
- ご自身で覚えるか(業務を兼任されている方は、おすすめできないです。ただ、リンクを貼る、画像乗せる等の簡単なHTMLは覚えておくといいかもしれません。)
- ご自身で作り直す
- 業者さんに本当に自社で更新できるように作り直してもらう
結局このようなサイトは放置されて、更新されないホームページになってしまいます。
長くなりましたが、本題です。
実際には作り直すのは大変だと思いますので簡単なサイト修正方法を紹介します。
修正したいページを開きます
修正する部分が固定ページの場合
固定ページ一覧から、修正する該当のページを開きます。
トップページがどの固定ページで作られているのかわからない場合
トップページがどの固定ページで作られているのかわからない場合は
「設定」の「表示設定」を開いて
表示設定の「ホームページの表示」で選択されているページのタイトルがトップページとして利用されている固定ページです。
テキストエディタのモードの切り替え
普段は、ビジュアルで更新されている場合は、「テキスト」に切り替えてください。
すると、下記のように表示されます。
謎の暗号文のように見えるのがHTMLです。
簡単な修正方法(リンク先を変更する)
リンク先を変更したい場合は
修正したいページを上記のように開き、元のリンク先を探して
リンクのURLを差し替えます。することは簡単ですが、
HTMLは、間違って一つでも文字を消すとずれたりしますので注意が必要です。
上記のように、たくさんのHTMLの文字列があり、どれがわからなくなります。
例として、https://www.8seminar.com/seminar/1day/ このアドレスを
https://www.8seminar.com/seminar/ に変更する場合とします。
間違えた際に戻せるように、WordPressのリビジョン機能もありますが、念の為、表示したページをすべてコピーして、メモ帳的ななにかに貼っておきましょう。
ページ内検索で該当のURLを探します
Windowsの場合は、
コントロール+Fを押すと、ページ内検索ができます。
Macの場合は、command+Fです。
小さな検索窓が表示されますので
差し替えたいURLを入れます。
見つかると、文字の色が変わります。
それを差し替えてください
<a href=””> の 前後の「” 」を消さないようにURLだけを差し替えてくださいね。
簡単な修正方法2(画像を差し替える)
画像を差し替える場合を紹介します。
新しい画像をメディアに入れておきます
新しい画像を先にメディアに入れます。
メディアの新規追加で、画像を入れます。
画像の「編集」をクリックします。
そして、画像のURLを取得します。
右下のファイルのURLがこの画像のURLになります。
元々の変更したいその画像のURLを調べます
次に、元々の変更したいその画像のURLを調べます。
画像の上で右クリックして「画像のURLをコピー」します。
例えば、下記のこの画像のURLは、https://www.8seminar.com/wp-content/uploads/2019/08/1.png です。
画像を差し替えます
そして、リンクを変更した時と同様に、
コントロール+F(Macの場合は、command+F)で
ページ内検索をして
元の画像のURLを探し差し替えます。
【注意】前後の「” 」を消さないようにURLだけを差し替えてくださいね。
これで終了です。
画像が見つからない時【画像が相対パスの場合】
その際に、見つからない場合は、
画像のURLが絶対パスではなく
相対パスで書かれていると見つけることができません。
なぜこのような書き方かというと、WordPressではなく、昔からHTMLでホームページ制作をされているデザイナーの方ですと、この記述でサイトを作ってしまう方が多いためです。
その際は、
画像URLの最後のファイル名でページ内検索をします。
例えば、https://www.8seminar.com/wp-content/uploads/2019/08/1.png この場合は、
「1.png」が画像の名前です。画像の拡張子(もう少しちゃんとしたファイル名にすればよかったですね(^_^;)
“/img/select/beginner_tit01.gif”
この画像を差し替えたい場合には、下記のように、メディアファイルURLをそのまま記載してください
“https://www.8seminar.com/wp-content/uploads/2020/09/beginner_other01-e1601023159766.jpg”
【注意】前後の「” 」を消さないようにURLだけを差し替えてくださいね。
同様に文字を変更したい場合も、
該当の文字部分のみを差し替えてください。
めちゃくちゃめんどくさいですよね・・
本来はこういうことをしたくないからWordPressでサイトを作るはずなのですが、私もよく、そういうサイトをWordPressで作り直すことも多いです。
会社のサイトがそういう場合もあると思いますので大変ですが頑張ってください。
ご質問があれば
こちらからお願いします。