修正対応については、契約前と納品時にクライアントにお伝えしている(契約書を交わしている)のであれば、その内容にのっとって対応をしましょう。一般的に月額のメンテナンス費用(保守費用)をいただいてなければ対応しなくても大丈夫ですが、契約前、納品時にもお伝えしておく必要がありますね。
たとえば制作時に、2つの形態を示しておくとわかりやすいですね。
- 毎月クライアントから費用いただく代わりに、何かトラブルがあっても対応する
- サイト制作のみで契約終了。あとの維持や更新、メンテはクライアント側でする など
修正に関する契約内容の例として #
「納品して◯カ月以内なら対応する」と基準を決めておくとよいです。
ほかにも「依頼時にはなかったコンテンツの追加や追加依頼などは別途費用の見積もりをする」といった内容も、予め決めておくことでトラブルになることを防げます。
明らかに制作側のミスだった場合 #
この場合は制作側の判断になりますが、月日が経つほど「制作側のミスなのか、クライアントやその後の運営を委託されている会社が行った変更により起きたエラー」かはわからなくなります。そのため全体的に「修正に関する期限」は契約時に同意の上、決めておくのがおすすめです。
弊社の事例として #
ちなみに弊社での事例として、月額の保守費用をいただいているサイトでエラーが起き、修正対応をしたのですが、実際にはエラーの原因は弊社がリニューアル対応をする前に作成されたファイルが原因でハッキングされたことがわかりました。
このケースのように、制作時にヒアリングした際にクライアント側から共有されていなかったファイルがエラーを引き起こすこともあります。サイトが停止すれば機会損失にもなります。クライアントと揉めないためにも契約書を取り交わすことがおすすめです。
エラーの対処法について #
エラーの原因によって解決方法が異なりますので、下記の記事を参考にしてみてください。